学生の心に寄り添った支援で
世界にはばたく学生の夢を
サポートします
親元を離れて勉学にいそしむ日本人学生や留学生にとっての、心の拠り所でありたい。
そんな想いを持つ方々と学生をつなぐ場として、1942年、社会活動家の久布白落実氏により
「母と学生の会」は設立しました。
国際的で自由な学びの場となる寮運営や、留学生が日本と触れ合う交流イベントなどを通して、
夢に向かって励む学生に寄り添った事業を行っていきます。
理事長の挨拶
組織概要
名称 | 公益財団法人 母と学生の会 MOTHERS AND STUDENTS' ASSOCIATION |
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設立 | 昭和17年(1942年)12月28日 | |
所在地 | 本部 | 〒189-0024 東京都東村山市富士見町1-7-2 電話:042-393-8330 / FAX:042-393-8360 |
東京支部 | 支部長 廣畑 七絵 〒189-0024 東京都東村山市富士見町1-7-2 Googleマップで見る 電話:042-393-8330 / FAX:042-393-8360 |
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代表者 | 理事長 | 中山 眞理子 |
関連文書 | 定款、理事・役員・顧問名簿 |
会の歴史
昭和 13年 | 風紀取締りが厳重に行なわれる中、大学専門学校の学生が多数検挙される。 これをきっかけとして、かねてから社会風教に多くの関心をもつ母等が、文部省、警察庁、一般教育家及び母の会、婦人団体等に二十数度の参集をもとめ、8月31日、学生風教問題懇話会の結成を見るに至った。 |
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昭和 15年 | 「留日学生隣組合」を結成し、タイ、フィリピン、中国などの留日学生180余名の会員の衣食住の世話をする。 |
昭和 17年 | 12月28日文部省より財団法人の認可を受け、「財団法人 母と学生の会」 発足。 戦争苛烈化に伴い、宿舎を焼かれた学生に、居所の斡旋。被服の繕いなどをしたり、出陣学徒の世話、戦地への慰問などに心を砕く。また帰国できなかった中国、フィリピンなどの留日学生のため身体の安全、食料の確保などに尽力した。 |
昭和 21年 | 学生のために喫茶店「憩の家」を銀座に開設。 |
昭和 22年 | 世田谷田谷にあった元陸軍被服庫を改造。 学生寮「時習学舎」として30名の復員学徒を収容 |
昭和 23年 | 時習学舎の隣保事業として、同区内の学童1,000名を対象とする児童福祉事業を開始。 |
昭和 25年 | 学生被服補修事業を復活。 |
昭和 26年 | 京都支部設立。 |
昭和 28年 | インドネシア留学生数十名来日を機に留学生部の事業再開。 |
昭和 30年 | 「時習学舎」建物を増改築。各大学生66名が入寮。 |
昭和 35年 | 児童館竣工。社会法人善行会より被服補修奉仕に対し表彰状を受ける。 |
昭和 40年 | 千葉支部設立。千葉大学留学生のための活動開始。 |
昭和 41年 | 児童館子供会が東京都教育委員会より優良青少年団体として表彰を受ける。 |
昭和 42年 | 京都支部女子寮「国際女子留学生センタ-」落成。 |
昭和 44年 | 札幌、仙台、群馬、埼玉、山口、熊本の6支部設立。 |
昭和 46年 | 日本船舶振興会福祉事業団(現財団法人 日本財団)、日本万国博覧会記念協会の助成と本会役員、OBや一般篤志家の協力を得て、東村山市富士見町に学生寮(時習学舎)及び本部管理棟を新築落成。世田谷より移転。 |
昭和 50年 | 長年補修奉仕に携わった母の代表22名が東宮御所に於いて, 皇太子妃美智子殿下よりねぎらいと励ましの言葉を賜った。 |
昭和 56年 | 一橋大学長より、中和寮や一橋寮に対する長年の被服補修奉仕と時習学舎に多数の一橋大学生が寮生として世話になったことに対して感謝状が授与された。 |
昭和 58年 | 40周年 |
昭和 59年 | 外務大臣から諸外国との国際交流に尽力したとして表彰状が授与された。 |
昭和 62年 | 京都支部「国際女子留学生センタ-」は国際交流基金より国際交流奨励賞地域交流振興賞を授与された。 |
平成 3年 | 理事大野恵美子氏千葉支部長に就任。 |
平成 5年 | 50周年 母と学生の会50周年記念祝賀会をアルカディア市ヶ谷にて開催。 |
平成 7年 | 財団法人日本船舶振興会(現財団法人 日本財団)より一千万円の助成金を受け、「時習学舎」の建物補修、設備の充実を図る。 |
平成 11年 | 目芳子理事長定年に伴い、理事の互選により理事柴田實氏理事長に就任。 理事渡辺敦子氏札幌支部長に就任。 |
平成 12年 | 寄付行為改定。 理事大野美恵子氏退任、吉原喜代氏千葉支部長に就任。 寄付行為再改定。 |
平成 13年 | 京都府民間留学生寮等施設整備助成金事業助成金を受け、京都国際女子留学生センターの改修工事を行った。 千葉支部「留学生受入制度100年記念功労者」として文部科学省より表彰。 |
平成 14年 | 京都支部長山本君子氏逝去に伴い、理事河田洋子氏が就任。 |
平成 15年 | 60周年 寄付行為再改定。 所得税法上並びに法人税法上認定の特定公益増進法人であることを文部科学省より認定された。 |
平成 16年 | 財団法人 日本財団より780万円の助成金を受け、各企業及びOB・ 在寮生父兄・一般篤志家からの寄付・本会役員の協力を得て、「時習学舎」の建物補修と各室にク-ラ-を設置。 理事長と東京支部長の兼任が廃止。理事関根福子氏が東京支部長に就任。 |
平成 17年 | 時習学舎に光ファイバーを敷設 。ホームページを開設 |
平成 18年 | 寄附行為改訂 平成18年3月をもって札幌支部を閉鎖。 理事会の互選により理事中山眞理子氏が理事長に就任。 |
平成 19年 | 平和中島財団国際交流助成金を受け東京支部交流事業を拡大。 |
平成 20年 | 地域との共生を目的に「時習学舎」前に交流事業掲示板を設置 |
平成 21年 | 昭和44年以来文部省、日本学生支援機構からの支援、共催事業として 東京支部における留学生対象史跡見学旅行実施。 |
平成 22年 | 10月1日付で公益財団法人登記。 日本財団助成金を受け時習学舎寮改修工事実施。 |
平成 25年 | 3月31日をもって京都支部を閉鎖。定款改訂 東京外語大の「日新寮の思い出」にて話題に。 |
平成 26年 | 6月:ホームページをリニューアル。 7月29日:京都支部廃止にかかる公益変更認定完了。 8月4日:中山理事長が外務大臣表彰を受賞。 9月:元外大日新寮生より感謝状を贈られる。 |
平成 28年 | 70周年経過 時習学舎ホームカミングデイを開催。 |
令和 元年 | ホームページをリニューアル。 77周年ホームカミングデイ、台風のため中止 日本財団助成金を受け時習学舎寮改修工事実施。 |